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初回の「ミヒライ・エリキン母語賞」授賞式が開催されました

2022年2月23日午後、「2月21日 世界母語の日」にちなんで、埼玉県三郷市で初回の「ミヒライ・エリキン母語賞」の授賞式が開催されました。

このイベントは「日本ウイグル協会」が主催した活動で、関東地方で住んでいるウイグル人と、ミヒライ氏の授業を受けたウイグル人の子供たちが参加しました。会場に来られなかった人はオンラインで参加しました。

はじめに、「日本ウイグル協会」副会長のアフメットさんはミヒライ氏の日本での活動について話しました。特に、ミヒライ氏が亡くなった後、日本で行われた活動について説明しました。

その後、「日本ウイグル協会」会長のケリムさんから、「ミヒライ・エリキン母語賞」開催の趣旨、賞の対象、条件などが説明されました。

次に、ミヒライ氏の叔父でノルウェー在住の活動家アブドヴェリー・アユプ(Abduweli Ayup)さんが、「ミヒライ・エリキン母語賞」がが開催されることに感謝し、自分の民族のために貢献した人たちを記念するべきだと述べました。

次に、「ミヒライ・エリキン母語賞」の初回の受賞者が発表されました。学生2名、教師1名が受賞しました。学生賞はカナダで住んでいるトルキナズ・シェムシディン(Turkinaz Shemshidin、8歳)とトルコで住んでいるメデナヌル・アブドッラ (Medinur Abdullah、7歳)で、彼女たちの母語を勉強することに対する熱心や努力や得られた成果から選べられました。受賞した子供たちは、ウイグル語の詩を朗読しました。また、彼女たちの両親がどのようにして子供たちを母語に興味を持たせたか、母語を習得させるためにどのような努力が必要かを話してくれました。

「ミヒライ・エリキン母語賞」の教師賞をもらったのは「三郷ウイグル語学校」の創業者の一人であるナデレ (Nadire)さんは初回の「ミヒライ・エリキン母語賞」を受賞に非常に嬉しく思っていることと「三郷ウイグル語学校」について説明しました。

最後に、アフメットさんは今回の授賞式が盛況のうちに終えたことと、次回も同じ日で開催するなど、申請方法を説明しました。

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