ミヒライ・エリキン母語賞
30歳の若さで収容所で死亡したウイグル人女性ミヒライ・エリキンさんは、日本留学中に、研究に励む傍ら、在日ウイグル人の子供たちにウイグル語を教えていた。彼女が果たした功績を記念し、また、中国当局によって強制収容された何千人ものウイグル語教師の功績を記念するために、そして、世界各国のウイグル人コミュニティにおけるウイグル語の継承活動を促進するために、日本ウイグル協会は「ミヒライ・エリキン母語賞」を設立しました。
ミヒライ・エリキンの略歴
ミヒライ・エリキンは1990年2月23日ウイグル(東トルキスタン)南西のカシュガル地区で知識人の家庭で生まれた。2007年9月から2009年7月まで北京郵電大学で勉強した。2009年9月から2013年7月まで上海交通大学の植物バイオテクノロジー専攻で勉強し、その間「光华奖学金」(光華奨学金)をもらっていた。2014年から2017年まで日本の東京大学で修士課程卒業後、2018年から2019年まで奈良県内の大学院で研究生として在籍した。2019年6月18日にウイグル(東トルキスタン)に帰り、2020年の2月に強制収容所に入り、12月24日に遺体を家族に渡した。
ニュース
第二回の「ミヒライ・エリキン母語賞」授賞式が開催されました
2023年2月23日午後、「2月21日 世界母語の日」にちなんで、埼玉県三郷市で第二回の「ミヒライ・エリキン母語賞」の授賞式が開催されました。 このイベントは「日本ウイグル協会」が主催した活動で、関東地方で住んでいるウイ… 続きを読む »第二回の「ミヒライ・エリキン母語賞」授賞式が開催されました
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Newsweek Japan 2022/7/22 執筆者: アフメット・レテプ(日本ウイグル協会副会長) <教育者を目指して来日したウイグル人女性が落ちた「死の罠」。流出した新疆公安ファイルが物語る「絶望収容所」の真実>… 続きを読む »日本から中国に帰国したウイグル女性を待っていた「悪魔の命令」と「死の罠」
2022年7月4日の産経新聞に掲載されました
メディア:産経新聞 2022年7月4日 内 容:「帰国者を収容」の方針明記 ウイグル弾圧 流出資料